超硬を作る原料はほぼ中国に依存。
そもそも超硬工具はタングステンやコバルト等を用いた合金なのですが、主原料であるタングステンの世界供給量のおよそ8割は中国産です。
裏をかえせばタングステンの供給は中国政府の思惑次第という事もあり、特に近年は中国政府による輸出管理が強化された事もあり特にその傾向が顕著になってきています。
また一部の国では紛争鉱物(産出国の武装勢力の重要な資金源・紛争の原因になっている鉱物)に指定されている事からもその重要性が伺えます。